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2019.03.12たかが爪、されど爪
たかが爪、されど爪。
爪の役割について考えてみたことがありますか?
普段私たちは、ごく当たり前に、ペンを持ち、文字をかいたり、お箸を持って食事をしたりしています。もし、指先に爪がなかったら、容易にこれらは、できません。
指の先にある爪は、指先に、かかる力を支える役目をしています。また、指先に当るあらゆる衝撃から指の皮膚を保護するという、役割も担っているのです。
爪がなければ、指先は、微調整する力がなく、細やかな動きは、できません。
指先に、板のような役割をする爪があるからこそ、物を摑むときに、力が加わり、上手く動かせるわけです。
つまり、指先の細やかな動きや鋭敏な動きが自由に出来るのは、他でもない、小さな爪が指先に、生えていてくれるからなのです。
さらには、細かい動きを敏感に察知する、指先の神経は、他の皮膚より、発達しているそうなんですよ。
では、足の爪は、どうでしょう。
もし爪がなければ、歩いたり、たったり、走ったりがとても困難になってしまいます。
足の先にある爪のおかげで、地面からの圧力を足の爪が受け止める事で、力が加わり、按配よく、スムースに歩けるというわけです。
つまり、何気なく人の手足に付いていると思われている、爪は、非常に大事な、なくてはならない器官の一つなのですね。
たかが爪、されど爪。
爪がもしなければ、人間があらゆる物をつくったり、文字をかいたりする事は、できなかったでしょう。
今の文化的な全ての恵みは、私たちの小さな爪たちのおかげと言っても過言では、ありません。
改めて、手足に神様が供えてくださった爪に、感謝。