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2019.03.12爪のお悩みにお答えします。#6【ジェルとマニキュアカラーの違い】
Q.ジェルとマニキュアカラー《ポリッシュ》とは何が違いますか?
A.髪の毛で例えれば、ジェルがウィッグやエクステンションなど表面的なオシャレだとすれば、グランクールのネイルケアは、頭皮から健康にして毛根を鍛え、良い髪を育てるスカルプケアにあたります。
グランクールの信条は、表面的な飾り付けに留まらず、まずキャンパスであるご自身の爪を 根本的に健やかに美しくすることです。
もちろん、美しく健康な自爪が、ベースとなれば、そのキャンパスに様々なカラーやアートを楽しむことができます。
<ジェルのメリット、デメリット>
メリット
・爪の上で、ジェルを硬化させるため、つけた時に一瞬で見た目に厚みのある爪にみえる。
・マニキュアカラーのように、乾かす時間を取る必要がない。
・マニキュアカラーのように、爪がのびてきても剥げる心配がない。
・ボリュームのあるデコレーションアートが楽しめる。
・爪先を乱暴に使っても、剥げにくい。
デメリット
・装置する前に、自爪の表面を削るため、自爪が薄くなる。
・ジェル装置時に、油分や水分を嫌うため、
装置前に本格的なキューティクルケアが困難である。
➔これは、例えれば、頭を洗わずに、かつらをつけるようなもの。
・簡単にジェルオフできないため、自爪が伸びてきた際に、根元から自爪が見え
ジェルの厚みとの段差が目立ち、見た目が美しくない。
・オフする際に、アセトン100パーセントの溶剤で溶かして取るため、
オフに時間がかかり、皮膚や自爪に負担がかかる。
・ときには、爪甲剥離を起こすなどのトラブルを引き起こす。
・オフが自身では困難なため、不祝儀などの際、すぐにオフできない。
・ジェルの塗布とオフをくり返し行うと、自爪が薄く、弱ってしまう。
時にはジェルオンしないと、痛みを伴うほど薄くなってしまう。
・ジェルは、硬化した際に爪の先端や両サイドが縮むため、
自爪のナチュラルな丸みではない、不自然な段差がでる。
・浮いてきた際に、爪とジェルの間に水分が入り、カビの原因になることがある。
・自爪が弱っていたり、薄くなっていたりすると取れやすく、取れてしまった際に
自爪を一緒に剥がしてしまうため、自爪が薄くなってしまう。
<マニキュアカラーのメリット、デメリット>
メリット
・自爪表面を削ることなく、カラーリングができる。
・ウォーターマニキュアで、きちんとキューティクルケア、お手入れができる。
・カラー前にもキューティクルオイルを使用することが可能。
・爪以外の手元の皮膚の保湿、パラフィンパックなどもしっかりできるため、
爪先ばかりでなく、爪・指先・手の甲・手のひらとトータルケアで手元を美しくできる。
・不祝儀などの際、御自身でも、除光液で簡単にオフできる。
・ポリッシュカラーは、ラメ入りやマット、パールなどを含め、
様々なニュアンスあるカラーバリエーションが楽しめる。
・御自身の自爪に負担が少なく、爪甲の酸素透過を妨がない。
・カビなど心配がない。
・爪が伸びた際に、ジェルよりかなり薄くついているため、根元に不自然な段差がでない。
・ジェルのように厚みがなく、縮みもないので、自爪の形を生かしたカラーリングになり、お一人おひとりの指先、爪先の自然な表情や個性が表現できる。
・正しいキューティクルケアにより、自爪を健康に厚みのあるものに育てることができる。
デメリット
・カラーリングの後に、乾かすのに、15分から30分くらい時間がかかる。
・カラーリングのもちが、2週間程度である。
・2週間ごとに、カラーリングのオフやお手入れが必要となる。
・超立体的なデコレーションアートが難しい。
・乱暴に爪先をつかえば、カラーリングが剥げたり、爪先が欠けたりすることがある。
以上の点から、それぞれのメリット、デメリットで御自身が優先するメリットが沢山あるほうを選択すれば良いと思います。
私はほぼ全てのジェルを試してきましたが、今のところ、私が個人的にぜひ使いたい
と思えるジェルには出会っていません。
自身の爪に負担をかけず、より、健康で丈夫にしていくナチュラルネイルこそが、私が考える指先の美学だからです。
カツラやお面ではなく、自身の髪や自身の素肌を大切にし、慈しむことが、私の考える美しさだと思っています。
ジェルオフ後のお爪。表面を削るため、傷んでいます。
ジェルのようなぷっくり感はマニキュアにはありませんが、絵を描いたり、ストーンやホログラムを乗せて楽しむこともできます。